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奈良澤神社 秋季例大祭
毎年9月中旬~下旬の2日間にて執り行われております。

祭りは一夜にしてならず。大天狗が使用する松明の材料は、毎年畑を耕し肥料を入れ種を撒き…。7月頃に区役員と青年会員が協力して刈り取りと乾燥・脱穀を経てはじめて松明に使用できる様になります。

8月お盆明けからは、お囃子の皆さんが音揃えを始めます。同時に青年会皆さんが主体となり、大天狗が使用する巨大な松明の制作に着手していきます。

9月に入り奉納舞の練習が10日間程の日程で行われております。指導者に従い舞子が夜遅くまで一生懸命に伝統の舞を継承しております。

​例大祭の為に、さまざまな氏子さんがそれぞれの役をこなして長い準備期間を費やしてはじめて本番を迎える事が出来る。種まきからの準備段階を含めると、1年間もの時間が費やされております。


近隣の秋祭りは、1日目の夕方から行列出発し各地で〆切を行いながら神社で舞の奉納。二日目午前中で舞い込み及び悪魔払い等が執り行われる事が多いです。

奈良澤神社 秋季例大祭は1日目を「宵宮」、2日目を「本祭り」として2日間18:00~24:00過ぎの神社境内での奉納舞完了まで、各所で〆切をしながらの祭事を二晩執り行います。

行列移動中は、お囃子に併せて道中かぞえ唄を歌いながら区内を移動していき、各所で〆切りと各種奉納舞が執り行われます。

道中の社務所(祭事以外は公会堂として使用されております)前と神社境内では、主体となる奉納舞の大半が披露されます。

小学生による「薙刀」、中学生による「小天狗(はたき)」「小天狗(弓)」、高校生以上が主体となる「つるぎ」「おんべ」「剣舞」「もったれ」「鈴おんべ」「ごへい」の各獅子舞、成人男性による「大天狗」の舞が奉納されます。

可愛らしい「薙刀」。元気よく動き回る「小天狗」。​ダイナミックな舞を行う各種「獅子舞」も魅力的です。
有名な「大天狗」の舞で使用される松明は、長さ2.5m程の巨大な物となります。火入れを行って振り回された時の熱気は、現地で体験する価値が十二分に有ると思います。松明の火の粉及び煤を浴びると良い事が有るとも言われております。


本祭りの神社奉納舞が全て納められた後、青年会長を先頭に参加した氏子はもちろんですが境内に残る観覧客も交えて全員で社殿に二礼二拍手一礼にて参拝を行い全ての祭りが締めくくられます。

動から静に一瞬で切り替わる厳かな神社境内の空気。他に類を見ない祭礼が行われております。

令和6年度より、「奈良澤神社 秋季例大祭記念御朱印」の頒布も開始されました。道中かぞえ歌を折り込んだ御朱印も毎年好評を頂いております。

奈良澤区民が一年を通して準備を行い、絆を深めるとても大切なお祭りであります。
毎年、地元近隣はじめ、県内外から祭りを観に来る方も沢山いらっしゃいます。

​300年以上継承される伝統と技・本気・やる気・熱気・そして感動を肌で感じられる祭りがこの「奈良澤神社秋季例大祭」です。​

※お車でお越しのお客様へお願い※
秋季例大祭期間2日間、奈良沢区内道路は全域駐車禁止とさせて頂いております。
社務所~神社方面は、道中松明を炊きながらの移動となります。
松明の煤及び火の粉が飛びますので、絶対に路上駐車は行わないでください。
区内私有地及び空き地等への駐車も祭事進行の障害となりますのでご遠慮ください。
JR飯山駅斑尾口側の屋内駐車場及び屋外駐車場・飯山市役所駐車場への駐車をお勧め致します。


※観覧・写真撮影でお越しのお客様へ※
ゴミの持ち帰りにご協力をお願い致します。
私有地へ立ち入りしての観覧はご遠慮願います。
大きな松明を使用致しますので、煤及び火の粉が飛びます。衣服の汚れ等を気にされる方は、距離を置いてご観覧ください。いかなる損害も補償致しかねます。
観覧中に役員より移動を指示された場合は、速やかに場所を移動してご観覧ください。

※行列と一緒に区内を観覧されるお客様へ※
行列先頭の「制札」灯篭を追い越す事は厳禁です。
役員の指示に従い、行列の後方より参列頂けますようお願い致します。
神社階段を上る際は、法被を着た役員の後から行列参加ください。
役員が境内に揃うまで、お囃子を止める事が出来ません。また、各役員は境内での準備も行っております。円滑な祭事進行にご理解とご協力をお願い致します。
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