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奈良澤神社について
日本には、古来より八百万の神が居るとされております。
奈良澤神社は、建御名方命を祀る長野県飯山市奈良澤区の神社です。
天和2年(1682年)頃に書かれた通称「天和の書上げ」が報恩院(現在の西敬寺)所有の古文書として現存しております。
※「天和の書上げ」とは、松平飯山藩の「寺社領並由緒書」を指します。
文献中に「奈良澤諏訪大明神」としての記述が確認出来ます。「奈良澤神社」の長い歴史を物語る貴重な文献です。
歴史ある「小京都飯山」。「寺の町飯山」奈良沢の地に古くから氏子に信仰されてきた大切な神社です。
明治14年8月の書類記載内容概略
・村社 諏訪社
・祭神 建御名方命(たけみなかたのみこと)
※武神又は農業神として尊崇。諏訪神社上社はこの神を祀る。
・創立 天正年間(1573~1592年)山口(旧山口村當今旭村)
城主 岩井備中守信能建立
・再建 貞享年間(1684~1688年)
飯山城主 松平遠沍守殿により現在の地に移し再建
・本社 間口三間奥行貮間
・拝殿 間口三間奥行貮間三尺
・境内 六百廿七坪
・氏子 貮百九十貮(明治14年当時)
同明治14年8月の書類記載内容概略
・改名 氏子一同協議の上、旧村名に因んで「奈良澤神社」に改名された。
平成の大改修
・改修 平成十七年、多数の氏子奉納により旧社殿及び拝殿の材料継承しながら大規模な改修工事を実施。現在の社殿及び拝殿に至る。
奈良澤神社は創立後430年以上、移転再建後330年以上を経る歴史有る神社です。
飯山市飯山(有尾地籍)「飯笠山神社」(飯山の地名の由来との説もあり)東宮司様により神事執行を頂いております。
神社役員3名(3年任期)、氏子総代4名(2年任期)を選任して各神事祭事を行っております。
奈良澤神社の年間神事祭事
卯月(4月) ― 春祭り(一般非公開)
長月(9月) ― 秋季例大祭(神事のみ一般非公開)
霜月(11月) ― 新穀感謝祭(一般非公開)
師走(12月) ― 二年参り(一般公開)
7年毎卯月 ― 御柱祭(一般非公開)
・秋季例大祭の行列出発から神社境内奉納舞は一般公開。
※事務所出発18時。
(諸事情により時間の変更が発生する場合もございます)
・大晦日から元旦の二年参りは一般公開。
※大晦日はおおよそ22時~2時、元旦はおおよそ8時~10時で拝殿開扉。
(時間は多少の前後が有ります。余裕を持ってお越しください)
大天狗が巨大な松明を振りす秋季例大祭で有名な神社です。
秋季例大祭については、「秋季例大祭」のページと「フォトギャラリー」のページをご覧ください。
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